23日 9月 2016 折置き組み 伝統構法 先日の建前の追記。 通し柱(土台から軒桁、棟木までの長い柱)に差されている太い材は 胴差しと呼びます。 よくみると段差がつけてあります。折置き組みという組み方です。 一般的には高さを揃えますが理由があります。 柱の断面欠損(ホゾ穴等による柱の傷め具合)を最小限に抑えるためです。 高さを揃えた場合の柱と、高さを違えた場合の柱の差し口を見比べると よくわかります。 そのための模型でも作ればよいのですが、なかなか出来ません。 伝統構法 折置き組みの通し柱の差し口はこんな風です。 tagPlaceholderカテゴリ: Works, 2016年9月~10月, Works①